MUKU-DATA  紫檀系と黒檀 3m材

シタン、コクタン、タガヤサン、って唐木床柱の代名詞として過去に言われてきたが、
鉄刀木(タガヤサン)はウェンジとかと比較しても色で分かり易いかと思う。
いまだ、モヤモヤが解消されないのは紫檀系。。
30本弱の紫檀・黒檀の床柱を整理した。
曲りのあるものは挽き直し、前洗いは製材して落した。
そして表面のウレタンの塗料も全て万能機で一旦落とした。
杢目、色、匂い、紫檀系にはインドローズもあるように思うし(これはローズ紫檀って言われていたものですよね?)
チンチャン(手違い紫檀)もあるように思う。
ここに来て黒檀、コクタンにも色んな種類があるようで。。。
本黒檀、青黒檀、縞黒檀、カマゴン、ブラックアンドホワイトエボニー・・・
全国の心優しい紫檀・黒檀先生、
是非ともご教授くださいませ。
これらの材は床柱として昭和40~50年代に作られたものかと思われますが
当時、メインの部屋である和室でこのようなオリエンタルな唐木は
魅力的な色合いで目を楽しませてくれたのでしょうね。
塗装はウレタンでテカらせてあるが、
今どきは塗ってもオイル、むしろこのままの方が渋い和室が作れそうです。
床の間という装置が消えて久しいですが、
今だからこそ、違い棚に筆返し、バリバリの真の床の間が
洋間の次の間に突如現れたりしたら
ゾクっとするだろうなぁと思うのは私だけでしょうか・・・?
床の間の復活を密かに願う一人です。
違い棚はなくても、例えば9尺間の現代風床の間に、
これら無塗装の紫檀系、黒檀系の框が何気なくさらりと使われていたら、
とってもいいだろうなぁ・・
と想像します。
是非、かっこいい和室、やって欲しい、
やってみてください!

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